水平線トレードとは?
相場では水平線を意識された動きが頻繁に発生します。
この水平線を利用してトレードをすることが、水平線トレードになります。
水平線の引き方
水平線は高値や安値に引きます。
ここで重要なのは、どの高値と安値に引くのかが重要となります。
全ての高値や安値に引いていくと全く意味の無いラインも多くなってしまいます。
- ブレイクライン
- 押し目戻し
この2つに絞ってラインを引きます。
ここにラインを引く理由は、市場としてのエネルギーが集中している場所だからです。
水平線がサポートやレジスタンスとなって相場の動きを作る事があります。
ブレイクラインについて
意識されていたブレイクラインなのか?を判断するために、ブレイクラインをブレイクしてからの相場の動きに注目する必要があります。もし意識をされていたブレイクラインであれば、ブレイクしてから相場は勢いよく走ることが多くあります。
このようなことが起こる理由は、そのブレイクラインの上にロスカットと逆指値でのエントリーが溜まっていたからです。つまり注目度が高かった事が確認できます。
このラインを超えてもロスカットをしなかった人はどうなるでしょうか?
- このラインに戻ってきたらロスカットをする
- ナンピンをしてポジションを救出する
- 見ずに放置する
この3つのうちのどれかを行うでしょう。
次に建て玉をできなかった人はどうするでしょう
- ラインに帰ってくるのを待って建て玉する
- すぐに建て玉して、ラインまでの間で建て玉を続ける(計画的ナンピン)
- あきらめる
この3つが考えられます。
共通してある見解がそのラインに戻ってきたらブレイク方向に対しての建て玉です。
ロスカットというのは反対売買を行うことなので、建て玉をするのと同じ意味があります。
これによってブレイクラインでは反転しやすくなるのでブレイクラインではラインを引くことが重要なのです。
押し目・戻りについて
押し目や戻りも判断が難しいところになります。
その理由は、アップトレンドであれば下落したところがすべて押し目に見えるためです。
重要となる押し目や戻りは、その後の動きで極値をブレイクして新値を付けているのか?ということです。
新値を付けていないような場合には、その押し目や戻りは意識されない可能性もあります。
常に新値を更新した押し目、戻りにラインを引くようにしましょう。
そして、ラインを引いた押し目や戻りがブレイクされたときにはトレンドは転換します。